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フランチャイズ展開がマレーシアへの進出形態としてベストと考えています。

ツバキモトグループCEOの椿本健太です。
前回の記事では、日本企業がマレーシアでの事業展開に必要なことの1点目である「ローカライズ」について説明しました。
詳細は、以下をご覧ください

本日は、日本企業がマレーシアでの事業展開に必要なことの2点目、海外進出時のチーム作りについて説明します。

海外進出時のチームを考える前に、まずは進出形態を決める必要があります。
海外に進出する方法は、主に以下の3点です。

①100%自己資本による事業展開
②現地企業と合弁会社を設立した上での事業展開
③現地企業に事業展開の権利を与えるフランチャイズ展開

それぞれメリットデメリットがありますが、私がベストと考えているのが③のフランチャイズ展開です。
特性が異なる市場においての自社展開は、多大な労力と資本が必要になります。
合弁企業での展開の場合は、常に双方の利害の調整が必要となり、そのようなマネジメントは強力なトップダウンが求められる新事業の立ち上げには不向きです。
フランチャイズ展開であれば小資本且つスピーディーなチェーン構築が可能となり、現地の制度やローカライズなどの市場特性上の問題も軽減できます。
特に、現地の優れた企業が主体的に事業を展開できることは、海外進出を成功に導く上で非常に重要なポイントになります。
私が創業したエクササイズコーチジャパンも、マスターフランチャイジーである私たちが自由度を持って業態開発や展開戦略を進めることができたからこそ、3年で30店舗以上のスピード立ち上げに成功したと考えています。

もちろん、フランチャイズ展開にもデメリットはあります。
ブランドの毀損、ノウハウの流出、品質の低下などがそれにあたります。
しかし、私の経験では、これらの問題は事前のフランチャイズ事業の再構築、現地パートナーの選定と契約交渉、その後のフランチャイズ本部による現地パートナーと事業の管理によって解決できます。
上記に記載した自社展開や合弁企業での展開で発生する問題は解決できませんので、私は③のフランチャイズ展開がリスクとリターンのバランスが最も良いという結論を持っています。
実際、日本には多数の海外ブランドが事業を展開していますが、そのほとんどがフランチャイズ方式による事業展開です。
この状況は、マレーシアでも同様です。
私は、日本企業の海外進出にはフランチャイズシステムの活用がベストと考えています。

Tsubakimoto Group Inc.
CEO 椿本 健太
https://tsubakimotogroup.com/

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