ツバキモトグループCEOの椿本健太です。
私は、東南アジア市場を攻略するにはマレーシアに拠点を置くことがベストと考え、マレーシアに会社を設立して移住しました。
本日は、その理由を説明します。
・利便性が高い立地
マレーシアは東南アジアの中心に位置しており、各国に直行便が就航しています。
東南アジアの主要都市には2時間程度で移動できます。
・優秀な人材
QS Asia University Rankings 2021において、マレーシアのマラヤ大学が9位にランクインしました。
これは、日本のトップである東京大学を上回る評価です。(東京大学は15位)
https://www.topuniversities.com/university-rankings/asian-university-rankings/2021
そして、他のアジア諸国と比べて英語力が高く、マレーシアではマレー語、英語、中国語、タミール語など複数言語を話すことが珍しいことではありません。
マレーシアでは、複数国への事業展開を前提としたコストパフォーマンスの高い人材の獲得が可能です。
・ハラール市場の一大拠点
マレーシアはハラール認証を政府機関で行っている唯一の国です。
そのため、マレーシアのハラール認証には絶大な信頼があり、マレーシアはアジアにおけるハラール製品輸出の一大拠点となっています。
東南アジアの主要都市だけでなく中東諸国へ直行便が就航するなど、マレーシアはすでに200兆円に達しているハラール市場への玄関口を担っています。
東南アジア市場の攻略にはハラールへの対応が欠かせません。
マレーシアが有するハラール市場向けのビジネスインフラへの評価は高く、「世界イスラム経済レポート2018/2019」によると、マレーシアがイスラム経済圏においてビジネスチャンスが広がる国ランキング1位と評価されています。
・複数民族へのアプローチが可能
マレーシアはマレー系、中華系、インド系、その他の少数民族で構成されており、ビジネスシーンでは一般的に英語を使います。
複数民族に対してアプローチできるマレーシアは、東南アジア市場への事業展開を見据えた上での絶好のビジネスパッケージ構築の場になります。
・東南アジアを引っ張る市場
マレーシアの1人あたりGNIは10,000ドルを超えており、これは他の東南アジアの主要国を適度に上回っています。
また、マレーシアの平均年齢は28,9歳とASEAN全体の平均年齢とほとんど変わりません。
今後は、他の東南アジア諸国に先駆けて中間所得層が消費をさらに押し上げ、高品質を求める消費市場としての魅力が増大すると期待されています。
以上の点から、私は東南アジア市場での成功を目指すのであれば、まずはマレーシアで成功してビジネスパッケージを構築することが有効であると考えています。
Tsubakimoto Group Inc.
CEO 椿本 健太
https://tsubakimotogroup.com/